基礎体温について
生理痛について
生理日の変更について
ホルモン剤について
若い人の更年期障害について
Q-1
朝起きる時間が決まっていないので測れません。
A-1
決まった時間に測るのではありません。まとまった睡眠から目覚めたときに測ればよいのです。だから交代勤務をしている方は昼間測ったり、夕方測ったりになりますがそれでかまいません。
Q-2
測っても体温がばらばらで見本のようじゃないので嫌になってしまいます。
A-2
見本のような体温の人はまれです。
一見ばらばらで、排卵していないように見えるときでも、続けて記録してゆくと排卵していることがわかってきます。
Q-3
基礎体温は何のために測るのですか。
A-3
排卵治療をしている方には欠かせません。治療効果がはっきり確認できるからです。
避妊や受胎のためにも役に立ちます。不順な人の月経予定も予測できるし、生理時期の変更もしやすくなります。
継続的に記録していると、自分の体のリズムが分るようになります。
腹痛や便秘やおりものの増加、むくみなどがホルモン周期と連動しているのが自覚できます。一定期間測定できたら一度ご持参ください。どのように役立てるのか説明いたします。
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Q-1
できるだけ薬にたよらず我慢すべきだといわれますが。
A-1
全くその必要はありません。どんどん軽くしてやればいいのです。
生理痛は過剰な子宮収縮がおこるため、子宮筋や子宮にくっついている間膜や靱帯が緊張する痛みです。我慢しすぎると子宮内膜が腹腔に逆流して、内膜症の原因となることもあります。
Q-2
痛みが強くなってから薬を飲めばいいですか。
A-2
プロスタグランジンという子宮収縮物質が子宮筋にくっついて痛むのです。くっついてしまう前に鎮痛剤でプロスタグランジンをブロックするのが一番効果的です。
ですから痛みが始まりそうに感じた時に服用すれば、効き目も早いし効果が長続きします。
Q-3
鎮痛剤が一番いい方法ですか。
A-3
1回の服用で十分効果が得られる人はそれでいいです。
繰り返しの服用が必要な人は漢方薬やピルなどを使うと、とても楽になります。
足腰を暖めるのも効果があります。
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Q-1
早めるのと遅らせるのとどちらがいいのですか。
A-1
予定生理日と生理を避けたい期間とのずれにより無理のないのがよい方法です。
Q-2
いつごろ相談に行けばいいですか。
A-2
次回の生理を早く起こしたい時は、現在の生理の5日目から薬をのみ始めなければなりません。
来院の時期が遅いと遅らせる方法しかとれなくなります。
生理中に来ていただくと早める、遅らせる、どちらでも選べます。
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Q-1
ホルモン剤はよく使われるものなのですか。
A-1
女性ホルモンは婦人科診療に欠くことは出来ません。
出血を止める、月経をおこす、月経を早める、遅らせる、避妊、他に生理不順や月経困難症、不妊症、流産予防、更年期障害、萎縮性膣炎の治療など様々に使います。
Q-2
ホルモン剤をつかうとガンになるとききますが。
A-2
数十年昔のことですが、海外で更年期治療に卵胞ホルモン長期単独投与というのが行われ、それを続けていた人に子宮内膜ガンの発生がみられました。
現在このやり方は行われていませんが、それ以来「ホルモンでガン発生」というイメージが定着してしまったようです。
間違った使い方がガンを引き起こしたのです。
現在はそのような使い方はしませんから、むしろ子宮内膜ガンに罹りにくくなりました。
Q-3
最近アメリカでホルモン治療実験で結果が悪く、
中断したそうですが。
A-3
あの実験はホルモン剤の投与の仕方も、対象となった人も、日本の実際と全く違います。日本にはないホルモン合剤を使っていました。服用した人たちも日本では服用対象外になるような高齢、肥満、循環器疾患というリスクのある人たちでした。
高齢の生活習慣病患者にとってホルモン服用が有用であるかどうかという実験で、有用ではないという結論が出たという報道だったのです。
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Q-1
30代でも更年期障害があるとききますが
A-1
そのように周りから言われたという患者さんがよくいらっしゃいますが、殆どの場合そうではありません。
単なる自律神経失調症のことが多いと思います。
Q-2
体調が悪い時は生理も不順になってしまうのですが・・
A-2
過度のストレスや疲労は自律神経失調症をおこし、頭痛、動悸など多彩な症状が出ます。
こういう時は、脳から分泌されるホルモンのリズムも調子を崩します。
その結果、生理が遅れたり、不正出血がおこったりします。
Q-3
自律神経失調症と更年期障害は似ていますね
A-3
50歳前後に卵巣の働きが低下して女性ホルモンのバランスが変化したときも、やはり自律神経の調子が崩れます。
ですから、頭痛、のぼせ、動悸、不眠等の症状があると更年期障害と勘違いしてしまうのでしょう。
更年期でも生理が遅れたり不正出血がおこりますが、背景にあるホルモンバランスの乱れ方が若い人とは全く異なります。ホルモン検査をすれば一目瞭然です。
Q-4
自律神経失調症なら内科を受診すればいいのですか
A-4
内科でも治療してもらえますがホルモン周期の中で症状を捉えるのは婦人科です。
婦人科は女性のトータルケアをする科だと思ってください。
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